国内での普及が急激に進んでいる携帯電話やPHSも、利用は国内に限られ海外で使用することはできない。国内で使用している端末を、国外でも使用できるようにしようというのがFPLMTS(Future Public Land Mobile Telecommunication Systems)と呼ばれるシステムで、ITU-Rでの検討が進められている。1.9GHz帯と230MHz帯を割り当て、セルラー、コードレス電話、衛星セルラー、ページャー、データ通信ビデオ、無線電話衛星ビデオ、無線電話ビデオの7つの無線インターフェースに定義されている。現行方式との共存、移行、世界標準等、2000年の実用化を目指して開発と調整が進められている。